Gyazoは従来「スクリーンショットの瞬間共有」というキャッチコピーでお馴染みでしたが、単なるスクリーンショット共有ツールの枠を超えて、「あらゆる画像情報を瞬時に探すことができるサービス」を目指します。そのために「インクリメンタルサーチ」「写真EXIF対応」「関連画像機能の強化」などの施策を進めています。
2020年春ごろ、Covid-19の関係で急激にScrapboxの需要が伸びてサービスが合計3時間ほど停止しました。パフォーマンス改善として浮かび上がったのは3つのクソデカJSON、1つのindexが効かないDB query、そしてサーバー更新・再起動後のassets cache配信のしくみでした。
Helpfeelは、Nota CTOの増井俊之の論文「展開ヘルプ」をベースとする、画期的なFAQシステムです。一つの回答に対して、半自動的に何倍にも拡張された予測質問文のセットを構築することで、あらゆる切り口の問いかけを解決できます。リリースから1年。問い合わせ数の削減はもちろん、導入コストを下げることや、お客様のサービスにより自然に溶け込むことを目指して、様々な機能を開発してきました。また、カスタマーサクセスチームとともに検索動向を分析し、日々最適な検索アルゴリズムを探究しています。
CEO
代表取締役 CEO1982年生。人間味あるソフトウェアづくりを掲げて、高校時代に知的生産アプリ「紙copi」を開発し、3億円のセールスを記録。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、2007年より渡米してNota Inc.を設立、世界向けのアプリやウェブの開発を手がける。5年間の苦心の末、米国・欧州マーケットでのシェア獲得に成功し、現在は、Gyazoがスクリーンショット共有で月間1000万UU、世界トップシェアを持つ。2003年度経産省IPA未踏ソフトウェア創造事業天才プログラマー認定。
CTO / Gyazo & Scrapbox等発明者
1959年生。1984年東京大学大学院工学系研究科電子工学専門課程修士課程修了。工学博士。シャープ、ソニーコンピュータサイエンス研究所、産業技術総合研究所、米国Appleなどに勤務後、2009年4月より慶應義塾大学環境情報学部教授。情報検索、テキスト入力、情報視覚化、実世界指向インタフェース、認証技術など、ユーザインタフェースに関連する幅広い研究開発を行なっている。携帯電話やスマホでの予測入力システムPOBoxやiPhoneのフリック入力システムの開発者。Gyazo, Scrapbox, Helpfeelの発明者。EpisoPass, 本棚.orgなど各種Webサービスを運用中。
VP of Engineering
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科卒。11歳の頃からソフトウェア作家として活動し、2005年経済産業大臣賞を受賞。2008年未踏ソフトウェア創造事業採択。大学院在籍中にはユーザーインタフェースおよびインタラクションデザイン研究し、大学院修了後は全世界2,000万ダウンロードのカメラアプリを開発するBitcellar, Inc.に共同創業者として参画。2015年にNota, incに入社後、VP of Engineeringとして開発チームのマネジメントや組織づくりに従事。
Gyazo プロジェクトマネージャー
NotaにおいてGyazoのプロジェクトマネージャー兼エンジニアを担当。Nota入社以前は株式会社CerevoにてIoT製品のソフトウェア開発に参加していました。IoTやVR/AR、位置情報、ニュース情報やオープンデータ等々、幅広い分野に興味関心があります。ソフトウェア開発を通じて社会と繋がりたいという気持ちがあり、sinsai.infoやCode for Japan、OpenStreetMap Japanなど、シビックハッカーとして社外でも様々な活動をしています。
Scrapboxプロダクトオーナー
慶應義塾大学政策・メディア研究科修了。在学時にはVR・メディアアート・インタラクションデザインの分野で研究成果を残し、その後未踏ソフトウエア採択をきっかけにNota CTOの増井俊之の下で修行。NotaではScrapboxを作る事なら何でもやります。コンセプト構築、機能設計、実装、運用、ユーザーサポート、マーケティングなど、色々な事に首を突っ込んでいますが、Notaは社内の色んな人が助けてくれるのでなんとか成立しています。
Helpfeelプロダクトオーナー
電気通信大学在学中にNotaにインターンとして参加し、その後正式にジョイン。ScrapboxやHelpfeelの開発を担当しています。関心トピックはWebブラウザや検索技術、検索UI、SVGや画像処理、組版など。